Welcome to 久慈市立久慈湊小学校   
   

 みなとっこ日記 平成26年6月 
        
  
    
 6月30日 その人の気持ちになって  4年生 キャップハンディ体験
   「坂を後ろに進むときは、体を寄せてあげると、安心してもらえますよ。」
 「後ろに進みます。」、「少し段差がありますよ。」等など・・・
 「車いすに乗っている人が安心できるよう、声をかけるといいですね。」

 久慈市社会福祉協議会の皆さんをお招きしての、キャンプハンディ体験
(車いす体験)に、4年生が挑戦しました。
 車いすを押す体験も貴重でしたが、車いすに乗った人の気持ちになれた
ことが、子どもたちにとっては大きな発見だったようです。
 
 キャップハンディ体験では、体が不自由な人の立場や思いを知り、その人
の気持ちに寄り添って、共に生きていくことを学びます。
   
 6月27日   いきいきとした学びの姿  6年生 算数研究授業
    「とてもいきいきとした学級ですね。」
  「喜んで学習する様子に、こちらもうれしくなりました。」
 ご指導いただいた先生から、子どもたちへのお褒めの言葉をいただき
ました。そして、6年生の子どもたちにぴったりの言葉だと思いました。
 特に、カメラを向けていてうれしくなったのが、左のような学び合いの姿で
した。誰とでも親しく意見を交わし合う姿。しかも、友達の話をにこにことした
笑顔で受け止めることができるので、話す友達もみんな安心しています。
 「発表や説明する力に課題がある」と、大人は思いがちですが、いい聴き
手が話し手を育てるのだと、子どもたちを見て思いました。どんなに話上手
でも、人の考えや立場を尊重しないようでは、心をもつ人間としてもったいな
い。心をもとにした学びが、よりよく生きる力を育てるのだと思います。
   
 6月26日   ジュースをゴクゴク飲んでませんか?  砂糖がいっぱいですよ
   保健室前の掲示物です。
 コーラ1缶で角砂糖10個、オレンジジュースには角砂糖11個、などなど
甘い飲み物にはたくさんの砂糖が入っているという掲示物です。

 冷たい飲み物ほど、甘さは感じなくなるとのこと。そういえば、小学校6年
生の頃、温めたオレンジジュースを飲んで、どれだけ砂糖が多く入っている
かを確かめる授業がありました。
 糖の甘さは習慣になりますし、家族の食生活が大きく子どもたちに影響
します。さて、皆さんのご家庭はいかがですか?
 ちなみに私はジュースは飲みませんが、ア○コ○ルが・・・・
 いずれ、夏の飲みすぎ注意です!!
   
 6月25日  黒潮農園に花壇ができた!!  ボランティア委員会がんばれ!
   今週になり、学童となりにある黒潮農園に、なんと花壇ができました。
 農園東側のあぜ道を、用務員の先生が耕し、ブロックで仕切りをつけて
下さった花壇です。もうすでに花壇には、ヒマワリなどが植えられています。

 被災地支援として贈られた種を、ボランティア委員会担当の先生が苗
まで育て、委員会の子どもたちと一緒に植えたものだそうです。

 夏にはきっときれいな花でいっぱいになることでしょう。全国の皆様の
思いやりを感じながら、きれいな花に育てましょう。
 ボランティア委員会のみんな、がんばって!
   
  6月24日  かわいい発見!!  職員室の観葉植物
    「うわあ!かわいい!」 職員室に響いた声!
 残念ながら、その時職員室にいた残る2人は電話中。リアルタイムでの
感動共有とはいきませんでした。

 理由は左のこのお花??観葉植物からほっそりと伸びた芽から咲いた
ちっちゃなちっちゃな白いお花!本当にかわいいですね!
 実はこの観葉植物、3月末に転勤された前の教務の先生が大切にして
いたものです。忙しい時でも、毎日コツコツとお世話をされていた様子を思
い出しました。

 植物のちっちゃな花のかわいらしさ、子どもたちの成長のうれしさ・・・
 気づけば学校は、楽しいことや感動にあふれていますね。
   
  6月23日 決めた仕事を貫く  キャリア教育講演会
   学区にある竹屋製菓の社長さんから、仕事への思いや考えについて
お話を聞く会を開きました。
 食べ物、特に甘いものへの憧れがお菓子作りのへの出発点。苦労の
多かった修業時代も、「一度自分で決めた仕事を貫こう」という強い気持
ちが、ご自身を支えてくれたとのこと。
 独立後は、黒豆ゼリーや大豆甘納豆など、他社にはない製品の開発と
地元食材の活用にこだわり続け、全国にも販路を広げています。
 80歳を越えた今でも、たくさんの人に喜ばれるお菓子づくりのため、枕
元には常にアイデアを記録するメモを置いているそうです。
 湊小の大先輩である社長さんが、自分で切り開いてきた人生とお仕事
の力強さを感じさせられました。
   
 6月19日 花を飾るということ  若い日に教えられたこと
   「お客さんがいらっしゃるのですか?」
 花を飾っていた大先輩の女性教員に尋ねました。
 「それもそうですが、自分のために飾っています。」との答え。

 意味が理解できていないと、その先生は20代の私を見て思わ
れたのでしょう。説明をしてくださいました。

 「花を飾っていると、いろいろなことに気づくことができます。」
 「ああ、ここに子どもの絵を飾ろう」とか「整頓しようとか」そして、
 「子どもたちのことも、ゆったりと見てあげることができます。」

 当時の私は、その説明でも分からなかったように思います。
 校舎の様々なところに飾られた花を見て、およそ25年ぶりに思
い出した若い日のエピソードです。
   
 6月18日  湊っ子の実力発揮  市内陸上記録会
    湊小の子どもたちの本物の力を再確認することのできた大会
でした。
 選手は練習の成果を十分に出し切り、ほとんどの子どもたちが
自己記録を更新することができました。大きな会場でも、普段通り
の表情で、のびのびと競技に参加することができていました。
 子どもたちによる応援も素晴らしいものでした。先生から言われ
動くのではなく、湊小の仲間を励まそうとする素直な心が、応援に
力を与えていました。
 湊小のよさは、外見や見栄えではなく、子ども一人一人の素直な
心だと思います。
 6年女子200メートルでは、大会新記録。6年女子4×100メー
トルリレーや5年女子走り高跳びでも市内1位を獲得。応援も選手
も実力を発揮することができた大会となりました。
   
 6月17日 がんばれ湊っ子!  陸上選手の激励会
   明日18日の市内陸上記録会に向けた、選手激励会を行いました。
 練習期間の6月前半は、天候が不順で、なかなか校庭での練習は
できませんでした。しかし、限られた練習の中で、選手も応援も精いっ
ぱいの努力を積み重ねてきました。
 明日の記録会では、選手も応援団も、今もっている力を十分発揮し
てほしいと思います。
 激励会では、応援リーダーの堂々とした姿も印象的でした。リーダー
としての責任ある姿が、仲間をひっぱっていました。
 選手も応援も、取り組みをとおして、学び成長した姿が見られました。
 明日は、本番!がんばれ湊っ子!
   
 6月15日  万が一の災害に備えて  久慈市津波避難訓練
    15日(日)朝6時から、久慈市津波避難訓練が行なわれました。
 左の写真は、新しく整備された避難路を使い、避難する様子です。大湊・
駅前地区にはこのような避難路が3か所整備されました。これまでは、遠
回りしていた避難場所まで、とてもスムーズに避難できたとの声が聞かれ
ました。
 避難場所の大湊公葬地には、およそ100人、子どもたちも20人ほどが
訓練に参加しました。避難路は整備されたものの、踏切のない場所で、
JR八戸線を越える必要があります。今回のような訓練に加えて、子ども
会や親子での避難訓練があればより安心だろうと、考えました。
   
 6月12日 6年 音楽授業  チームワークもばっちり!
   「子どもたちがとても落ち着いて、音楽を楽しんでいますね。」
 県北教育事務所の先生からも、子どもたちをほめていただきました。

 歌声の美しさ、合奏への意欲、音楽のイメージを素直に表現する力が
感じられた授業でした。
 そして、私が感心したのが班ごとの話し合いでした。合奏に使う楽器を
みんな楽しそうに話し合う姿には、学級の仲のよさを感じました。きっと、
この学習を通して、子どもたちのチームワークがさらに良くなることでしょ
う。

 リード合奏団の演奏が毎日響く本校。音楽に親しんできた環境も、子ど
もたちの音楽への意欲を高めていると思いました。 
   
6月11日 5年 津波防災講座  防災にかかわる県の取り組みを目で
   県北広域振興局土木部の方々による、津波防災講座が行われました。
 昨年までは、津波の仕組みや防災施設について、映像で確かめていく
講座でした。今年からは、実際の防災施設や今後の改善予定について
子どもたちに直接見てもらい、専門家からの説明を現地で受けるものへと
バージョンアップが図られていました。
 写真は、本校に隣接する久慈川堤防です。いよいよ県によるかさ上げ
工事が長内方面から始まり、来年には本校側の堤防も大規模な改修
工事の予定です。
 堤防での学習後、子どもたちはバスで久慈漁港へ向かい、そこでの
見学学習を行いました。
   
6月10日  黒板メッセージ  子どもたちの心に届け 
   朝、校舎の見回りをしていると、いくつかの学級の黒板にメッセージが
書いてあります。
  「直接話せば伝わるのでは?」と、お思いかもしれませんね。
  左のメッセージを声に出して読んでみました。しかし、声にすると、
思ったよりするりと通り抜けてしまいます。同じメッセージなのに、黒板の
文章を見ると、心に伝わってくるものがあります。
 朝登校した子どもたちも、きっとメッセージを見て、先生の思いを受け
止めてくれているはずです。
 子ども一人一人や集団としての学級を、認めてあげるメッセージが
たくさん書いてあるような学校にできるようにしたいと思います。
   
6月6日 新体力テスト  2年生 シャトルラン
    2年生が、新体力テストの種目の一つ。「シャトルラン」に挑戦していまし
た。シャトルとは、バドミントンの羽のこと。走って、行ったり来たりを繰り返
す運動をどれだけ長く続けられるかのテストです。
 「ドレミファソラシド」のリズムで、片道20mの走りを繰り返します。リズム
はだんだん早くなっていきますので、追いつけなくなると、そこでテスト終了
です。
 低学年の子どもたちでは、体力と共に気力も大きくかかわってきます。
友だちがテストを終えた途端、自分もやめてしまったりという様子もしばし
ば見られます・・・が、本校2年生では、そんな様子は見られませんでした。
 子どもに対して「大丈夫」「もう少し」と肩を押してあげるのも大人の役割。
「かわいそう」「苦しそう」「無理しない」の優しい言葉。しかし時に子どもの
可能性をつみとる言葉でもあるな、と走りを見ていて感じました。
   
6月6日  ボランティア月間  6年生によるトイレクリーン大作戦
    6月は、校内ボランティア月間。
 各学級で決めた美化活動に取り組み、全校の仲間のためになることに
取り組んでいます。
 6年生は、昨年に引き続きトイレ掃除に取り組んでいました。この掃除が
とても徹底的です。ていねいなほうきや雑巾がけは当たり前。その後、メラ
ミンスポンジで小さな汚れも磨きぬいていました。
 全員、ゴム手袋を身に着け、みんな一生懸命。
 掃除を終えたトイレは見違えるようにピカピカに!
 精一杯取り組んだ6年生の子どもたちの顔もすがすがしく輝いて見えま
した。掃除を通して、きっと心も磨かれたのだと思いました。
 ご苦労様でした。
   
6月3日 一人一人の心がけの大切さ 4年社会科 ごみ焼却場見学 
     4年生が、久慈地区ごみ焼却場・粗大ごみ処理場・再資源化処理場を
見学してきました。
 久慈地区のごみは、リサイクルや分別の効果で、少しずつですが減って
きているそうです。それでも、分別が不十分なため焼却炉を止めなければ
ならないことや、ガスが入ったままのコンパクトボンベによる爆発などもあ
るとのこと。
 大切なのは、各家庭で一人一人が、「ごみを減らす」「資源はリサイクル」
「ルールを守って分別」の意識をもって行動することです。
 知識としてのみの学びではなく、みんなでよい社会を築いていくための一
つとして、「ごみ処理」について考えていきたいと思います。