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 みなとっこ日記 平成27年10月 
                              
 10月30日(金)      最後まで走り切った値打ち  校内マラソン大会
   参加児童全員が最後まで走りきることができました。そこに大きな値打ちを感じたマラソン大会でした。

 人はそれぞれ得意もあれば苦手もあるもの。そして、それがよく見えるのが運動や体育。マラソンでは、特にも好き嫌いや実力がはっきりとみんなの前で見えます。遅い子ほど最後までみんなの前で走りますから、嫌な気持ちも大きいでしょう。
 しかし、嫌なことでも苦手なことにも、逃げずに取り組んでみることを、せめて子供のうちに体験させたいもの。マラソンは体を鍛えることが一番の目的。そしてそれ以上に、走る者見る者の心を鍛え揺さぶる競技であると感じました。  
     
 10月17日(土)     一人一人のよさが光る  学習発表会
     どの学年を見ても、子ども一人一人のよさが光る学習発表会でした。

 小学校最後の発表会に臨んだ6年生は、劇「グスコーブドリの伝記」に取り組みました。宮沢賢治の独特の世界観と平和への思いを、子どもたちは見事に演じきりました。
 6年生に限らず、演じている子と登場人物の個性が見事に重なることが多く、その子らしさが十分に生かされたほほえましくも見ごたえのある演出でした。
 また、声の大きさや演技にも、子ども一人一人のがんばりと成長が見え、できばえ以上に心に迫るものがありました。
     
 10月14日(水)     子どもの力  学習発表会予行練習で思ったこと
     各学年の持ち味がよく見えた予行練習でした。子どもたちと先生方のがんばりに拍手!

 最高学年の6年生でさえ11歳か12歳。この十年余りの年月での成長は考えれば奇跡のようなもの。そして、さらに伸びようとする子どもたちには感動です。

 4年生の合唱曲「ゆうき」を聴き、その歌詞に納得!誰かと比べるのではなく、出来栄えだけを追い求めるのではなく、子ども一人一人が生きる勇気を持てるよう希望の光でつつんであげるのが大人の役目!

ゆうき  作詞:中川李枝子  作曲:村松崇継

こどもは ひとり ひとり
こころに ひとつぶ
ゆうきをもって うまれてくる
きぼうのひかりに つつまれた
よろこびと たのしみと
げんき あふれる ゆうき

ちいさなげんこつを にぎりしめ
ちいさなあしで ちゅうをけり
ちからいっぱい こえをあげ
ゆうきといっしょに おおきくそだつ

ひとり ひとり
じぶんのあしで
たつ あるく
じぶんのことばで
はなし うたう

ちいさなげんこつを にぎりしめ
ちいさなあしで ちゅうをけり
しっぱいしても くじけない
ゆうきはにげない かくれない

ゆうきを もっているから じゆう
こころは
そらいっぱいに ひろがって
うみよりふかく かんがえる
     
 10月9日(金)     さすが中学生   久慈中生職場体験
     久慈中2年生の5名が、昨日と今日の2日間、職場体験に訪れています。中学生のお兄さんお姉さんとふれあい、低学年は大喜び、高学年はあこがれの気持ちを持ったようです。

 細かな指示を出さなくとも、子どもの傍らに立ってノートを見てくれたり、声をかけたり、よく気が付く、爽やかな中学生ばかりです。マラソン練習で対決した6年生は、中学生の運動能力の高さに驚いていました。
 体験に訪れた中学生の姿が自分たちの具体的な目標になったようです。
 それにしても「若さとは素晴らしい」と、中学生と接してつくづく感じた私でした・・・
     
 10月7日(水)  熱血指導!  学習発表会に向けて
 学習発表会に向けての練習は、いよいよ体育館ステージに移っています。どの学年も、先生方の熱血指導の下、子どもたちが一生懸命がんばっています。

 教室で大きく出せたと思っていた声も、体育館ではまだまだ小さいことも・・・。子どもなりに大きな演技をしたと思っていても、舞台に立てば目立たなかったり・・・
 乗り越えなければならない壁、学習発表会という場を通して、子どもたちはまた一回り大きくなっていきます。
 みんながみんな演技や歌が得意なわけではありません。それでも、あきらめるのではなく、自分の力を伸ばそうと、挑戦することに値打ちがあるのだと思います。そして、できばえだけでなく、その努力をこそ大人は見てあげるべきなのだと思います。