Welcome to 久慈市立久慈湊小学校   
   

 みなとっこ日記 平成28年3月 
    3月25日(月)       3名の先生方とのお別れ  離任式
     時のたつのは早いもの。私たち3名は、3年前、一緒に久慈湊小学校に赴任し、今回も一緒に旅立つことになりました。

 左の一人は私。初の副校長職。初めて勤務する久慈湊の保護者や地域のみなさんにたくさん支えていただきました。
 中央の一人は、新採用から3年。戸惑うことの多かった1年目。子どもたちやおうちの方々に支えられ、ここまで勤務することができました。
 そして右の一人は、初めての小学校事務としての勤務でした。施設や教材の整備等、地元業者のみなさんにも助けていただきました。

 子どもたちとの別れ、最高の仲間であった同僚との別れは、さみしさばかりですが、次に待つ学校、そして子どもたち、同僚のもとでもがんばります!私たち教職員の異動は、これまでの思い出や感謝を心の糧に、次へと向かう前進の別れです。
     
 3月19日(土)      さわやかに28名の旅立ち  卒業式
     笑顔の輝く、素敵な6年生でした。下の学年の子どもたちのめんどうをよく見る、心優しい6年生した。
 
 卒業式を迎え、6年生28名が巣立っていきました。無邪気でやんちゃなあの子も、恥ずかしがり屋や怒りんぼのあの子も、こんなにもたくましく成長したのですね。みんな堂々とした姿で学び舎を巣立っていきました。寂しさもあるものの、子どもの成長はやはりうれしい。
 人は次への世代へと何を伝え、何を残してあげたらいいのか・・・教師をしていても迷うことがあります。
 勉強や運動が苦手な子もいます。人の気持ちに寄り添えず悩む子もいます。でも、その子にしかない輝きや値打ちが必ずあります。親や教師、子どもを見守る人が輝きに気づかせ自信を持たせてあげられればと願っています。子ども一人ひとりに、笑顔と希望を与えてあげたいと思います。

 がんばれ!みなとっ子!いつまでも応援しています。 
     
 3月18日(金)       節目の式をしっかりと 147名 1~5年生修了  
     1~5年生の最後の授業である修了式。どの学年もしっかりとした態度で臨むことができました。

 昨日の予行をはるかにこえる緊張感に包まれた体育館。静まり返った空間に響く担任の呼名と子どもたちの歯切れの良い返事。学年代表の授与を見守る目からも、真剣さが伝わってきました。
 単なる形式的な通過儀礼ではなく、この1年のしめくくりとしてふさわしい式になったと思います。
 節目を付けながら竹がしなやかに強く、天高く伸びていくように、私たちも又人生の節目を自分で刻んでいく必要があるのだと思います。
 明日の卒業式も、6年生にとってよい節目にできるよう、子どもたちと教職員、参会する皆さんで式をつくりあげたいと思います。
     
 3月16日(水)       健康な歯は一生の財産  誰の口にもミュータンス
   3年生にむし歯予防の指導をしました。今回は、久慈保健所からお借りしたテレビ顕微鏡で、口の中のむし歯菌(ミュータンス)も見てみました。

 画面の中でうようよと動くミュータンスに、子どもたちはびっくり!何と、歯磨きをしている人でも、ほとんどの人の口の中にはミュータンスがいるとのこと。子どもたちは、これまで以上に歯磨きをしっかりしようという気持ちをもつことができたようです。
 全国的には子どものむし歯は減少傾向。しかし、むし歯ゼロの子がいる一方、一人で10本以上などたくさんのむし歯を抱えている子がいるのも事実。一生の財産である歯を健康に保つため、子どもだけでなくおうちの方の支えが必要です。
     
 3月15日(火)       漢字をしっかり身に付けよう  
     朝のチャレンジタイム(朝学習時間)、3年生が漢字練習に取り組んでいました。明日予定の漢字検定に向けた取組です。

 5分間の練習の後、いよいよテストに挑戦!まずは子どもたちのていねいな字に驚きです。字が雑な子は、書くことそのものが嫌いになりがち。1年生からの学習の積み上げが文字の形からも見えます。
 はじめはスイスイ書いていても、後半で書けない子は、練習の仕方に課題あり。得意な字を何度も練習し、苦手な字の練習が後回しの場合も。
 「休」と「体」、「間」と「問」など、似ている文字の間違いが多い子は、読み方や漢字の意味が分からないようでした。
 漢字は、読み書きだけでなく意味をもっているすぐれた文字ですから、使ってこそ覚えられるのでしょうね。
     
 3月11日(金)      いきる かかわる そなえる  3.11集会 
     黙とうを終え、担任が子どもたちにたずねました。何のため、震災から5年目の今、祈りをささげるのか?

 あの震災を忘れないため  亡くなった人への祈り
 復興への気持ちや感謝  等々
 友だちの考えや思いを、みんなが真剣に受けとめようとしている姿が印象的でした。

 亡くなった方、人生が大きく変わってしまった方への思いをもち続けたいと思います。普通に生きる幸せをかみしめ、精いっぱい生きたいと思います。人とかかわる喜びや感謝を忘れず、心に寄り添い人の力になれる自分でありたいと思います。
 そして、自分や人の命を大切にできるようにしたいと思います。 
     
 3月10日(木)     心をこめた練習で6年間を振り返る
     子どもたちの心のこもった卒業式練習に、早くも心が動かされました。

 少し若い頃の自分なら、今の何倍も出来栄えにこだわっていたでしょう。姿勢や目線、声の出し方、歌い方・・・
 でも、子どもたちの思い出や感動、反省などの心が伝わってくるようで、練習で感動する自分に、違和感と年を感じました。しかし、それ以上に子どもたちの成長ぶりにうれしさでいっぱいでした。
 「卒業式は出来栄えを見せるショーじゃない。子どもも参会者も次へと進むための大事な授業!」先輩教員に強く叱られた意味が、やっと分かってきたのかも。
     
 3月8日(火)      ありがとうリーダー  縦割り班長へ感謝状
     1年間、縦割り班のリーダーを務めてくれた6年生に感謝状が贈られました。写真は3人ですが、多くの6年生が感謝状をもらいました。大きな賞状(写真中央)は1年間を通したリーダーへ、小さな賞状(写真左右)は半年間のリーダーへの感謝状です。

 本校では、毎日の掃除や縦割りレク(いきいきタイム)など、様々な場面で異年齢の縦割り班活動を行っています。どの班も学年関わらず仲良しで、年上はお兄さんお姉さんとして、年下は弟や妹のようです。
 人間は他の人の役に立つことで、大きく学び成長できる存在だそうです。年下の面倒を見ることで確かに6年生は大きく成長しました。頼もしく心優しい6年生に感謝です。
     
 3月2日(水)     熱戦に大興奮!!  全校腕ずもう大会
     会場の熱気は最高潮!2年生と6年生の男の子同士の対決です。6年生がすんなりと勝つと思いきや、なんと2年生が大健闘!2分近くの長い戦いの末、何とか勝った6年生でした。

 教務主任が主催した「全校腕ずもう大会」にエントリーした子どもたちは、1年生から6年生の男女34名。
 優勝はやはり6年生男子でしたが、いずれ劣らぬ熱戦に参加者も応援も大いいに盛り上がった大会となりました。

 そして第2弾も既に準備中。全校輪投げ大会です。
 次も楽しそうです。
     
 3月1日(火)  湊地区青少年健全育成会
            読書標語コンクール表彰式
           今年度最後の全校朝会、様々な表彰も行われました。その中で、冬休みに全校で取り組んだ、久慈湊地区青少年健全育成会が主催、読書標語コンクールの表彰も行われ、健全育成会会長より最優秀の3人に表彰状と副賞の図書カードが授与されました。

 最優秀作品は以下の3点です。

 低学団の部 月へ行く 本ではぼくも ひこうしだ
 中学団の部 がめんより 本の世界へ とびだそう
 高学団の部 本を開けば ワンダーランド 
                   心のランプに灯がともる

 湊地区健全育成会からは、今年度、たくさんの本と本棚も湊小学校に寄贈いただきました。子どもたちのため、たくさんお世話になり、ありがとうございました。