久慈文化財スポット
長泉寺の大公孫樹
樹齢1,100年と推定される「長泉寺の大公孫樹」は、樹高約25m、幹周り14.5mとなる国内屈指のイチョウの巨木で、1931年(昭和6年)に国の天然記念物に指定されました。樹幹には百数十本の乳柱が垂れ下がり、その形が乳の形に似ていることから、妊婦の妙薬として効くという言い伝えも残されています。久慈を代表する大樹です。
下戸鎖のケヤキ
山根町下戸鎖地区に鎮座する熊野神社の境内に、久慈市の天然記念物に指定されているケヤキの大木があります。樹齢は700年を超えるものと推定され、枝を大きく張り出した樹形は雄大で、かつ神秘的な雰囲気を醸し出しています。
霜畑のケヤキ群
山形町霜畑地区の霜畑八幡宮の境内に祀られている2本のケヤキは、岩手県の天然記念物に指定されており、幹周りの計測値で県内1、2位を誇るケヤキの巨木です。樹齢はそれぞれ940年、750年と推定されており、古くからこの地域を見守ってきたご神木として崇められています。
慈光寺の杉並木
慈光寺は大川目町にある古刹で、その参道の入口から山門にかけて植えられた杉並木の景観は見事です。参道の両側に、約300mにわたり74本の杉が植えられており、東北地方でも屈指の杉並木といえます。天保年間(1830~1843)と明治13年に植樹されたものと推定されています。
久慈城跡
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