
久慈市は世界有数の琥珀産地です。当地域の琥珀は、まだ恐竜が地上にいた約9千万年前のもので、宝飾品などに使われている琥珀としては世界でも古い年代の琥珀です。あめ色に輝く琥珀は、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」。琥珀のように植物に属する宝石は極めて珍しいものです。上の写真は、昆虫が入り込んだ学術的にも希少価値のある琥珀です。
また、久慈市には国内唯一の琥珀博物館があり、自然・文化・アートとさまざまな側面から、見て・触れて・体験して「琥珀」を知ることができます。