10月は脳卒中月間です
日本脳卒中協会では、脳卒中に関する理解を高めることを目的に、10月を「脳卒中月間」と定めています。
脳卒中ってどんな病気?
脳卒中は、脳の血管が詰まる「脳梗塞」と脳の血管が破れる「脳出血」や「くも膜下出血」があります。
脳卒中の代表的な症状は次のとおりです。
- 片方の手足や顔半分の麻痺
- ろれつが回らない
- 言葉が出ない
- 体のバランスがとれない
- 物が二重に見える
- 激しい頭痛がする
また、初期症状を自分で確認する方法としてFAST(ファスト)が知られています。
顔の半分だけが自由に動かせない。
両腕を水平に持ち上げても
どちらかの腕が落ちる。
思うように言葉が出てこない
ろれつが回らない。
発症からの経過時間でできる措置が変わります。
発症時間をチェック!
発症早期の治療によって、命を救い後遺症を軽減できる可能性が高くなることから、
脳卒中を疑う症状がある場合はすぐに救急車を呼びましょう。
脳卒中を予防するために
脳卒中の危険因子には、糖尿病、高脂血症、喫煙などがありますが、最大の危険因子は高血圧と言われています。
高血圧の予防・改善には、食生活の見直し(減塩・野菜摂取量の増加等)や生活習慣の改善が必要不可欠です。
併せて、危険因子となる高血圧や糖尿病の早期発見のため、必ず年に1回は健康診断を受け、
所見がある場合は医療機関を受診することも大切です。
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部署:生活福祉部保健推進課保健係
電話番号:0194-61-3316