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新型コロナウイルス感染症に関する教育長メッセージ(令和3年3月)

全国的に新型コロナウイルス感染症の感染の終息が見られない中、市内でも感染が確認されているところです。
新型コロナウイルス感染症は、まだ分からないことが多く、どんなに気を付けて生活していても誰もが感染する可能性があります。もちろん小・中学校で感染者が確認される可能性もあります。
このような状況ですから、感染した人が悪いということはありません。しかしながら、感染した人や濃厚接触者、その家族等へ心ない言葉がかけられたり、SNSへ差別的な書き込みをされたりする事例が全国的に起きていることも事実です。
そこで、改めて感染した人や濃厚接触者への対応について考えてほしいと思います。誰もが感染する可能性があるのですから、感染した人達への差別や偏見、誹謗中傷はあってはならないことです。決して責めることはせず、温かい気持ちで接してほしいと思います。新型コロナウイルス感染症に苦しむ方々が辛い思いをすることのないよう、学校や家庭で同じ思いを共有し、いじめや差別が起こらないようにしましょう。
これからも、小学生、中学生の皆さんが楽しい学校生活を送ることができるよう、自分たちでできる予防をしっかりと行い、互いに支え合いながらみんなで一緒に乗り越えていきましょう。

 

令和3年3月
久慈市教育委員会教育長 後 忠美

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電話番号:0194-52-2155