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野生イノシシの豚熱(CSF)の感染確認について

 令和6年3月15日に市内で回収された「死亡した野生のイノシシ」が豚熱に感染していたことが確認されました。

 岩手県では豚熱の感染拡大防止のため、野生イノシシへの経口ワクチンを散布し養豚農場への豚熱ウイルスの侵入リスク低減や県内の豚へのワクチンの接種を実施しているところです。

 つきましては、海外からのアフリカ豚熱(ASF)ウイルスの侵入防止対策を含めた豚熱の感染拡大防止対策として、下記事項について注意・ご協力願います。

  • 豚熱等が確認されている地域を訪問した際には、むやみに養豚農場に近づかないこと。
  • 養豚農場に立ち入る際は、各農場で実施している車両および靴底消毒に協力いただくこと。
  • 海外に渡航した場合、帰国の際には、各空港で実施している靴底消毒に協力いただくこと。

死亡した野生イノシシをみつけたら

 「死亡した野生イノシシ」を見つけたら、死亡イノシシの豚熱感染の検査を行いますので家畜保健衛生所に連絡をお願い

します。

 検査対象にするかどうかは、死亡イノシシの状態及び発見場所を考慮し、聞き取りにより家畜保健衛生所が判断します。

 「死んでから時間がたっている」「腐敗がひどい」「山の奥や崖で回収が困難」等の場合、対象から除く場合があります。

 なお、捕獲したイノシシは対象外となります。

 

CSF(豚熱)について

 CSF(豚熱)は、豚、イノシシの病気であって、人に感染することはありません。

 CSFに感染した豚の肉が、市場に出回ることはありません。

 仮にCSFに感染した豚やイノシシの肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。

 

 

CSF(豚熱)とは

 CSF(豚熱)とは

 1.CSFウイルスにより起こる豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。

 2.感染豚は、唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。

 3.治療法はなく、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で感染伝染病に指定

  されています。

 4.世界各国に分布しているが、北米、オーストラリア、スウェーデン島では清浄化を達成しています。

 5.なお、ASF(アフリカ豚熱)とは、全く別の病気です。

 

お問い合わせ

県北家畜保健衛生所

電話番号:0195-49-3006

久慈市農政課

電話番号:0194-52-2121