2806-04　介護事業の改善について

ご意見要旨

介護に関する事業所の労働実態を調査し、職員が久慈市に残って介護の仕事に生きがいが持てるよう改善して欲しい。
今後、「寿命だけは延びる市」ではなく、若い世代が久慈市で高齢者と共存できる市として、健診事業＋若者と上手に生活できる教育（介護サービスを受ける予備軍世代に）を望む。相互努力が必要になると意識の転換をしていかないと、介護事業も行きづまると感じている。

回答要旨

介護職員の不足については、全国的に深刻な問題であると捉えております。介護職員の待遇改善については、市としても全国市長会等を通じ、国に対し要望しているところではありますが、これからも実現に向けて努力していく必要があると考えております。
市では職員不足など調査を実施し実態を把握いたします。併せて、介護職員育成についてどのようなニーズや手法があるのか、検討してまいります。
介護予防につきましては、より積極的で継続的な取り組みとするために、住民が主体となって身近な地域での取り組みを進めるとともに、高齢者自身が支える側となって活き活きと生活できるような体制づくりを進めております。
また、集会やサロン等の場において、介護の現状や介護予防についての講座を行うほか、広報やわんつかっこ通信（介護予防の通信：全戸配布、回覧）を通じて普及啓発を行っております。
介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、関係機関等と連携を図りながら、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを一体的に提供する”地域包括ケアシステム”の構築に努めてまいります。

担当課

介護支援課
電話：0194-61-1112