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更新日:

2812-01 久慈市内での出産について

ご意見要旨

現在市内には帝王切開での出産に対応する産婦人科がないので、二戸病院まで行かなければいけない。久慈病院でも手術できるように設備を充実していくときいているが、現在どういう状況か。
久慈病院は大きい病院なので医師の確保がもう少しできればいいと思う。何かあってから二戸病院へ搬送というのは危険すぎる。

回答要旨

市内でいわゆるハイリスク分娩ができなくなったという状況をできる限り速やかに改善したいと市でも強く願っているところであり、国・県、岩手医大などに要望を行っております。また県や国保連と連携して、平成16年度から奨学金による地元医師養成事業を継続しております。
しかしながら、産婦人科医は全国的に不足しており他地域から呼び込むことは難しく、新たな医師の養成にも長期間を要することから、直ちに県立久慈病院に産婦人科医を増員することは、極めて困難であると言わざるを得ません。
今年度、二戸病院で産婦人科医を1人増員し、久慈病院への支援を強化するとともに、久慈病院に助産師を5名増員するという体制補強に迅速に対応していただきました。また、岩手県周産期医療情報ネットワークシステム「いーはとーぶ」の活用により緊急時に備えて医療機関同士がリアルタイムに情報のやり取りを行うことで、速やかに質の高い適切な医療を受けることができるよう体制を整えております。
なお、要望活動のほかに、市内出身の医学生等に対し地元での就労のお願いを試みるとともに、中学生を対象に久慈病院研修医の自らの体験談を話してもらう事業(久慈保健所主催)などに積極的に参画するなど、長期的な視野に立つ人材発掘に取り組んでいるところです。

担当課

保健推進課
電話:0194-61-3315

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部署:地域づくり振興課
電話番号:0194-52-2116