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日本初となる白亜紀後期の多様な獣脚類化石の発見に関する記者会見に参加しました。

令和3年7月9日(金)に東京都江戸川区にあるTCA東京ECO海洋専門学校において、久慈琥珀博物館が執り行った多様な獣脚類化石の発見に関する記者会見に参加いたしました。

久慈市の特産品である琥珀が採掘される久慈層群玉川層の約9000万年前(白亜紀後期)の地層から、平成30年6月に発見されたティラノサウルス類を含む4種類の獣脚類の化石発見について発表されました。

平成24年3月から久慈市で本格的な発掘調査を行っている早稲田大学の平山廉教授の説明によると、今回発表した歯の化石はリカルドエステシア・ギルモレイ2点、リカルドエステシア・イソスケレス1点、パロニコドン1点の合計4点であり、以前に発表したティラノサウルス類の化石も含め3種類以上の獣脚類の化石が産出しているのは国内では久慈市のみとなります。

久慈市では、市の総合計画後期基本計画の重点施策に「太古ロマンのまちづくり推進事業」を位置付け、化石・琥珀を地域資源とした、地元愛の醸成、交流人口の拡大、産業の振興などの取組を進めているところであります。

今回の多様な獣脚類化石発見の発表は、化石を核としたまちづくりを進める当市にとっても弾みとなるものであり、今後においても継続した化石の発掘を期待するものです。

210709 多様な獣脚類化石の発見に関する記者会見 (7).JPG

発見された歯化石のレプリカを持って記念撮影を行う関係者(左から、当職、平山廉様(早稲田大学教授)、石賀大登様(東京ECO動物海洋専門学校生)、江口仁詞様(東京ECO動物海洋専門学校副校長)、新田久男様(久慈琥珀博物館長))

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リカルドエステシア・ギルモレイの歯の化石を発見した石賀大登様

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平山廉教授説明の様子

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当職挨拶の様子

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部署:久慈市役所
電話番号:0194-52-2111