久慈市から発掘された恐竜の歯の化石に関する研究の記者会見に出席しました。
令和4年7月15日(金曜日)、東京都内で開催された久慈市から発掘された恐竜の歯の化石に関する研究の記者会見に出席しました。
久慈市では、ティラノサウルス類や今回の研究対象となった竜脚類などの恐竜の歯の化石をはじめ、カメ類やワニ類の骨格などの化石が、今年の3月現在で2,600点以上見つかっています。
今回の研究では、早稲田大学が発掘した竜脚類の恐竜の歯の化石を、東京大学の研究チームが世界で初めて3D分析した結果、竜脚類の恐竜の食べ物は「貝の殻より柔らかく、卵の殻や肉よりも硬い」、すなわち植物であると推定されました。
恐竜の食べ物が客観的に解明されたのは、これが世界で初めてということです。
今後の更なる研究成果を期待するとともに、恐竜化石の発掘に熱心に携わっていただいている早稲田大学の平山廉教授、今回の研究に携わった東京大学の研究チームの皆様、地元の久慈琥珀博物館の新田久男館長、その他今回の研究に関わった全ての関係機関や皆様に感謝を申し上げます。
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