三陸北縦貫道路の整備促進について、東北地方整備局へ要望して参りました。
令和2年7月21日(火)、久慈市から宮古市までを結ぶ三陸北縦貫道路の整備促進について、東北地方整備局の梅野局長ほかに、三陸北縦貫道路期成同盟会会長として要望してまいりました。
三陸北縦貫道路は、令和2年7月12日現在、計画延長60kmに対し、供用済み区間が21kmであり、供用率35%となっており、計画では令和3年内に開通を予定しているものです。
この三陸北縦貫道路と八戸・久慈自動車道、三陸縦貫自動車道を併せた三陸沿岸道路は、災害時のみならず、平時においても人的・物的交流圏の拡大や経済の活性化など、多方面に渡って地域の発展に大きな効果をもたらすものであります。
三陸沿岸道路の完成によるアクセス性の向上を見据え、平成28年9月に野田村で野田バイオマス発電所が稼働し、同所で40人を雇用しているほか、平成29年10月に十文字チキンカンパニーが約100億円の設備投資を行い、同社で150人以上の新たな雇用を生んでいるなど、既にストック効果が現れております。
また、久慈広域4市町村では、「広域道の駅」の整備を計画し、三陸沿岸道路の整備による経済効果を久慈広域へ波及させるべく事業を推進しております。
これらの現状を踏まえ、東北地方整備局に対し、計画に沿い令和3年内までに三陸北縦貫道路が着実に整備されるよう要望いたしました。
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