新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた久慈市長メッセージ（令和２年12月15日付け）

全国や岩手県内において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、家庭内感染や施設等におけるクラスターの発生リスクの高まりが危惧(きぐ)されています。

これから年末年始にかけては、人の移動や人が集まる機会が多くなり、「密」になる場面も増え、感染リスクが高まることから、市民の皆さまには、家庭や職場を含むすべての場において、感染対策に取り組んでいただきますようお願いします。

1. 多数の感染者が確認されている地域や、不要不急の往来、外出の自粛をお願いしている地域への往来は、慎重に判断するようお願いします。
2. 常時マスクの着用、手洗い、咳エチケット、室内の換気、湿度の調整などの基本的な感染対策の徹底をお願いします。
3. 体温測定など、毎日の健康状態の確認を行い、体調不良時には外出や会食を控えるとともに、医療機関を受診する場合は「かかりつけ医」、「受診・相談センター」に電話相談の上、受診するようお願いします。
4. 三密を伴う会合等は回避し、特にも、注意力の低下や気の緩みなどにより感染リスクが高まる「５つの場面　※下記PDF参照」に注意するようお願いします。
5. 高齢者や基礎疾患のある方は、重症化や死亡リスクが高くなりますので、ご家族や周囲の方々も含め、より一層の注意をお願いします。
6. 人の移動が集中し「密」にならないよう、帰省や旅行、初詣などの時期を分散するようお願いします。

新型コロナウイルス感染症は、誰もがどこでも感染する可能性があります。

いつ自分が感染してもおかしくないと考え、感染症患者やその家族などに対する差別、偏見、誹謗(ひぼう)中傷(ちゅうしょう)は絶対にやめましょう。

また、医療従事者をはじめ、暮らしや健康を支えてくれている方々に対し、感謝や思いやりの気持ちをもって応援いただきますようお願いします。

市民への感染拡大を防ぎ、市民の生命を守るため、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

　

令和２年12月15日

久慈市長　遠藤　譲一

感染リスクが高まる「５つの場面」.pdf (515.6KB)