宇部中学校で出前授業を行いました。

令和２年12月15日（火）に、宇部中学校において３年生を対象に、出前授業を行ってまいりました。

宇部中学校３年生の生徒10名は、地方自治制度に関する授業の中で、久慈市の行政や財政について勉強されており、その過程で考えた提案や疑問等を事前に頂いておりましたので、当方からはそれらの参考となるよう、出前授業を行わせていただきました。

出前授業においては、久慈市の高齢化率について令和２年10月１日現在において県内14市のなかで４番目に低いことや、久慈市が昭和40年代には出稼ぎの地域であったのが今は企業誘致などが進み、久慈市内において働き手の確保が難しいというような状況であり、就職活動を行う人にとっては売り手市場の様相であることなどを説明しました。

加えて、高齢化率というような数字で物事を捉えることにより久慈市の置かれている状況を客観的に知って欲しいことや、久慈市の良さを知って将来は久慈市で働き生活して欲しいことなどを伝えました。

生徒からは、久慈市がロケの誘致に取り組んでいることを初めて知ったことや、久慈市への理解を深められたことなどについて発言があり、うれしい感想を伺うことができました。

久慈市も例に漏れず、人口減少と少子高齢化が進んでおりますが、宇部中学校３年生の生徒のように、久慈市の行財政に関心を寄せ将来を考える子どもたちが居れば、久慈市はこれからももっと良くなっていくものと期待を膨らませることができました。

これからも、次世代を担う子どもたちが久慈市に住み続けたいと思える「子どもたちに誇れる　笑顔日本一のまち　久慈」を目指し、取り組んでまいります。