「久慈市東日本大震災復興祈念式　～3.11を忘れない～」を執り行いました。

令和３年３月11日（木）にアンバーホールにおいて、久慈市東日本大震災復興祈念式を執り行いました。

この度の復興祈念式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため、例年より規模を縮小するとともに、来場者の皆様には、検温や手指消毒などへ協力いただきながら、開催することができました。

復興祈念式においては、来賓の岩手県復興局長や岩手県知事から挨拶を賜ったほか、さかなクンや久慈市の姉妹都市である米国インディアナ州フランクリン市のバーネット市長を始め沢山の皆様から、久慈市に対する応援のメッセージを賜りました。

東日本大震災から10年が経過し、久慈市は多くのご支援とご協力に支えられながら、水産業を始めとする生業の再生、観光施設や津波避難施設の整備など、全力を挙げ復旧・復興に取り組んできたところであり、再開を果たした「小袖海女センター」や「地下水族科学館もぐらんぴあ」には、多くの方々にお越し頂いており、震災から立ち上がった新しい久慈市の姿を象徴しているものと認識しております。

今後におきましては、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震により想定される津波などの災害に備え、久慈市地域防災計画の見直しや総合防災ハザードマップの更新を行うほか、この度の復興祈念式の中で認定書を授与いたしました、森中・森上下・山口地区自主防災会や仲小路自主防災会のように、地域の防災活動を担う自主防災組織の結成を促し、防災対策をこれまで以上に強化して参ります。

これまで多くのご支援のもとに、東日本大震災からの復旧・復興への取り組みが着実に進められていることに対し、重ねて感謝申し上げます。