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新種のカメ類「アドクス・コハク」発見の記者会見に出席しました。

令和3年4月23日(金)にアイーナにおいて行われた、新種のカメ類「アドクス・コハク」発見の記者会見に出席しました。

この新種のカメ類は、久慈市小久慈町にある久慈琥珀博物館が運営する琥珀採掘体験場において、平成20年にほぼ完全な甲羅の形で発見されたもので、平成24年から久慈市内で本格的な化石の発掘調査を行っている早稲田大学の平山廉教授により新種の「アドクス・コハク」として報告した論文が国際誌に掲載されたことから、この度の記者会見が行われることとなりました。

この度の発見について平山教授は、アジアでもほとんど例のないアドクス(現在のスッポンの仲間に近縁な絶滅したカメ類)のほぼ完全な甲羅の化石であることや、当時の東北地方が現在の東南アジアのような熱帯であったことを示し恐竜の住む当時の環境を知ることができる発見であると述べられました。

久慈市では、平成30年6月にティラノサウルス類の歯の化石が発見されたことを受け、化石を新たな地域資源の核としたまちづくりを行うために、令和3年度から令和7年度までを計画期間とする総合計画後期基本計画の重点戦略に「太古ロマンのまちづくり推進事業」を位置づけて取り組みを進めているところであります。

当職からは、この度の「アドクス・コハク」の発見が、市民の機運醸成や交流人口の拡大による地域活性化のけん引役として期待されるものであり、今後も化石発掘調査を継続していいただき、久慈市の活性化にご協力を頂きたい旨の挨拶をいたしました。

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久慈琥珀博物館 館長 新田久男 様 挨拶の様子

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当職 挨拶の様子

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早稲田大学国際学術院 教授 平山廉 様 説明の様子

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発見された「アドクス・コハク」の化石

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