積水化学工業株式会社と地方創生に関する相互連携協定書を調印しました。
令和3年6月30日(水)久慈市役所において積水化学工業株式会社との地方創生に関する相互連携協定書調印式を執り行いました。
積水化学工業株式会社におかれましては、米国のランザテック社と共同開発した可燃ごみをエタノールに変換する技術の実証事業を久慈市で実施することとされており、これをきっかけにこの度の連携協定を締結することとなりました。
積水化学工業株式会社と官民ファンドである株式会社INCJが出資して設立した積水バイオリファイナリー株式会社が、実用機の10分の1スケールの実証プラントを令和4年1月の竣工に向けて久慈市侍浜町に建設中であり、ガス化炉、エタノール製造プラントなどを令和3年度中に稼働させる予定で準備を進めています。
積水化学工業株式会社と久慈市では、上述した実証事業に加え産業振興、脱炭素社会の実現、地方創生に関する情報交換会の実施など様々な領域において連携を図るため、この度の相互連携協定を締結いたしました。
積水化学工業株式会社取締役専務執行役員の上脇太様からは、久慈市で行う可燃ごみをエタノール化する実証事業がごみ問題やカーボンニュートラルといった世界の課題に貢献できる事業であり、この事業の推進とともに環境教育や地方創生などの諸課題への取組について積水化学工業株式会社が有するノウハウを活かしながら久慈市と協力していきたい旨の挨拶をいただきました。
当職からは、久慈市においてエタノール製造実証事業を行っていただくことによる地元雇用創出などへの感謝と、協定に基づく地方創生に向けた人材育成や防災減災などに関する連携について、積水化学工業株式会社が有する多様な知識と経験によるお力添えをお願い申し上げました。
積水化学工業株式会社と久慈市が協定書に署名する様子
積水化学工業株式会社 取締役専務執行役員 上脇太様 挨拶の様子
当職挨拶の様子
関係者による記念撮影
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