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三陸沿岸道路が全線開通しました。

令和3年12月18日(土)に久慈市民体育館において、三陸沿岸道路の普代~久慈間(25㎞)の開通式が執り行われました。

平成23年3月11日、未曽有の被害をもたらした東日本大震災の後、沿岸住民の希望の道として事業化されたのが三陸沿岸道路です。まさに、復興のリーディングプロジェクトとしてかつて無いスピードで事業が進められ、三陸沿岸道路の普代~久慈間の開通により、久慈市を含む全ての沿線住民の悲願であった「命の道」八戸~仙台間の359㎞が、全線開通を迎えることができました。

これも、国土交通省、岩手県、関係機関、建設工事関係者、そして貴重な土地を提供いただきました地権者の皆様からの格別なるご協力とご支援の賜物であり、深く感謝と御礼を申し上げます。

三陸沿岸道路の一部である八戸・久慈自動車道の完成記念大会を令和3年11月19日に開催いたしました。八戸・久慈自動車道の開通により、これまで1時間5分を要していた八戸~久慈間の所要時間が25分短縮され40分となり、既に大きな効果を実感しております。完成記念大会の参加者からは「三陸沿岸道路は、私たちの暮らしを守り、より豊かにする宝物になる」とのお言葉や、道路が開通した喜び、そして今後に期待する声があったところです。

三陸沿岸道路の全線開通により、今後さらなる地域間交流の促進が図られるとともに、防災・医療・教育・観光等の充実や、企業誘致などによる地域経済の発展が大きく進むものと確信しております。

久慈市といたしましても、三陸沿岸道路の全線開通を好機と捉え、久慈市沖で計画しております洋上風力発電事業の実現に向けて、国・県とともに取り組みを進めてまいりたいと考えております。

また、三陸沿岸道路の利用者の利便性や集客性を高めるとともに、久慈広域の玄関口として機能することで三陸沿岸道路利用者を久慈地域へ呼びこむことを目指す「久慈広域道の駅」を、令和5年4月オープンに向けて久慈広域4市町村で整備を進めております。久慈北インターチェンジにほぼ直結し、大型駐車場や産直施設、キッズスペース、ガソリンスタンドを併設し、三陸沿岸道路との相乗効果により北三陸の「海・山・里・ひと」をつなぐ新たな交流拠点になることを期待しているところです。

今後とも、三陸沿岸各市町村や関係機関と一丸となって三陸沿岸道路の利活用を促進し、地域の復興と更なる飛躍に取り組んで参ります。

 

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国土交通大臣 斉藤鉄夫 様 挨拶の様子

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岩手県知事 達増拓也 様 挨拶の様子

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当職 挨拶の様子

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野田村長 小田祐士 様 挨拶の様子

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財務大臣 鈴木俊一 様 挨拶の様子

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復興大臣 西銘恒三郎 様 挨拶の様子

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参議院議員 木戸口英司 様 挨拶の様子

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参議院議員 横沢高徳 様 挨拶の様子

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参議院議員 佐藤信秋 様 挨拶の様子

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三陸地区国道協議会 顧問 大島理森 様 挨拶の様子

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普代村長 柾屋伸夫 様 挨拶の様子

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三陸沿岸道路全線開通を祝うテープカット及びくす玉割りの様子

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部署:総務課
電話番号:0194-52-2112