新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた久慈市長メッセージ（令和２年４月18日付け）

令和２年４月16日、政府から、都市部からの人の移動等によりクラスターが都市部以外の地域でも発生し、感染拡大の傾向が見られることを踏まえ、本県を含むすべての都道府県を対象に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出されました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためには、大型連休を含む５月６日まで、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたいで人が移動することを極力避けなければなりません。

このことは政府や岩手県からの要請であり、久慈市からも市民の皆さま及び市外の皆さまに対し、次の事項についてご協力をお願いします。

1. 都道府県をまたぐ不要不急の移動を控え、特にも感染者発生地域への移動はお控えください。

2. 「特定警戒都道府県」（東京都、大阪府、北海道、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、兵庫県及び福岡県）から当市に来られた方は、約２週間は不要不急の外出を控え、できる限り自宅待機をお願いします。

3. やむを得ず「特定警戒都道府県」を訪問する場合は、帰宅後約２週間の自宅待機をするなど、慎重な行動をとるようお願いします。

4. 全国各地でクラスターが多数発生している「繁華街の接待を伴う飲食店等」の利用を強く自粛するようお願いします。

感染症の予防には、手洗い、咳エチケット等を徹底して行うことが効果的です。また、感染リスクが高まる「密閉・密集・密接」の３つの密を避けることも大事です。

感染の拡大を防止するためには、一人ひとりの自覚と冷静な対応が重要です。新型コロナウイルスに感染すると命を落とす危険性もあります。自分は軽症で済んだとしても、知らないところで誰かを苦しめているかもしれません。

どうか市民の皆さまにおかれましては、今できる予防策を確実に行い、市民一丸となって感染拡大を食い止めるよう、ご理解ご協力をお願いいたします。

　

令和２年４月18日

久慈市長　遠藤　譲一