特別定額給付金などを支給するための補正予算が成立しました。

令和２年４月30日に、第７回久慈市議会臨時会議が開催され、当方から提案した令和２年度久慈市一般会計補正予算（第２号）の審議が行われ、議員全員の賛成により議決されました。

この度の補正予算には、国や県が実施する特別定額給付金、子育て世帯臨時特例給付金、新型コロナウイルス感染症対策緊急雇用助成金、地域企業経営継続支援補助金のほか、久慈市が単独で実施する中小企業等店舗賃料補助金の事業費を計上しています。

その概要は、次のとおりです。

• 新型コロナウイルス感染症拡大により大きな影響を受けている住民生活を支援するため、住民一人当たり10万円を給付する特別定額給付金については、５月１日（金）から申請書を各世帯に郵送し、５月２日（土）から申請を受け付け、早ければ５月14日（木）から給付金が振り込まれるよう、事務を執り進めております。
• 子育て世帯の生活を支援するため、児童手当受給者に対して１万円を給付する子育て世帯臨時特例給付金については、６月の児童手当の支給に合わせて行うよう準備を進めております。
• 新型コロナウイルス感染症の影響により減収した事業者を支援するため、岩手県と市の単独事業を合わせて、売上が15％以上減少した事業主又は休業要請に応じた事業主のうち減収見込みが15％以上の事業主に対して、家賃の２分の１、上限月額10万円を令和２年４月以降の連続した３か月を対象に補助する制度を整えました。
• 事業活動の縮小を余儀なくされた中小企業等の雇用を維持するため、事業主が雇用調整助成金を活用して解雇を行わないで雇用の維持を図った場合に、国の行う助成と併せて休業手当の全額を補助することとしました。

今後においても、国や岩手県の動向を注視しながら、新型コロナウイルス感染症とこれに伴う経済活動の停滞に対応するための事業について、早期の予算化と事業の実施を図り、新型コロナウイルス禍を市民の皆様と一丸となって乗り越えていける環境を整えてまいります。