久慈の琥珀から新種のコケが発見されました。
令和2年9月10日に、久慈琥珀博物館と服部植物研究所による、恐竜時代の世界初の新種コケ発見に関する記者発表が行われました。
平成30年7月に久慈琥珀株式会社の琥珀採掘場において採掘された琥珀の中に閉じ込められた植物が、服部植物研究所の片桐知之所長の鑑定の結果、円盤状の枝が特徴となる新種のコケであると断定されました。
片桐所長は、久慈産琥珀の価値を広く知ってほしいとの思いから、新種のコケに「クジフタマタゴケ」と名付けました。
久慈琥珀博物館においては、昨年4月にティラノサウルス類の歯の化石が発見されたことを発表しておりますが、久慈市ではこれを契機として、令和2年度から「恐竜によるまちづくり推進事業」を予算措置し、新たな地域資源として久慈市の地質や化石を核としたまちづくりに着手したところです。
約8,500万年前から9,000万年前の太古の時代に生きた恐竜や植物などの化石が、久慈市の地層から発見されるというロマンあふれる話を、市民の皆様に誇りに思っていただけるよう、また、久慈市の活性化に繋げていけるよう努めてまいります。
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