株式会社南部美人のクラフトジン＆クラフトウォッカ製造開始に関する記者発表に参加しました。

令和２年10月６日（火）に、株式会社南部美人（二戸市）が令和３年３月から販売を予定する、クラフトジンとクラフトウォッカの製造に関する記者発表会に参加しました。

株式会社南部美人では、クラフトウォッカの製造における濾過工程において、久慈市内の有限会社谷地林業が製造する白樺の活性炭を利用することとしており、同席した有限会社谷地林業代表取締役の谷地譲様からは、株式会社南部美人の新しいクラフトウォッカが飲まれることにより平庭高原の白樺の更新に繋がること、そして、クラフトウォッカが世界に飛び出すことで、世界に久慈の木炭がPRできることを期待したい旨の発言がありました。

岩手県は木炭生産の国内シェアの約30％を占める国内随一の木炭生産地であり、久慈市においても木炭生産が盛んに行われております。

そして、有限会社谷地林業は、窯長の谷地司様が平成30年度農林水産祭において、林産部門では初めてとなる木炭製造技術を評価されての「内閣総理大臣賞」を受賞されるなど、高品質な炭造りを行っており、久慈市の木炭産業を牽引する企業です。

この度の株式会社南部美人の取組が成功し、新しいクラフトウォッカとクラフトジンが世界で親しまれ、二戸市と久慈市両市の産業の活性化に繋がることを期待いたします。