今期初の養殖ギンザケ水揚げを視察しました。
令和3年5月27日(木)に久慈港において行われた、今季初となる養殖ギンザケの水揚げを視察しました。
このギンザケの養殖は、久慈市漁業協同組合が宮城県石巻市でギンザケ養殖を手がける株式会社ニチモウマリカルチャーから技術協力を得ながら、久慈港湾口防波堤内の静穏域を活用して実施している事業で、今年で3期目となります。
この日は、2キロほどに育ったギンザケ1600匹、3.5トンを水揚げし、このうち約600匹は地元向けに出荷されました。
久慈市漁業協同組合では、今後時期を見ながら水揚げを重ね、8月中旬までに合計で約200トンの水揚げを計画し、1期目の約20トン、2期目の約40トンから大幅な水揚げの増加を目指しています。
ギンザケの養殖が盛んな他県の水温は、7月頃にはギンザケの養殖に適切な水温よりも高くなってしまうことから7月に出荷を取りやめるところがほとんでありますが、久慈港は他の地域よりも水温が低くギンザケの需要が高い8月中旬頃まで出荷をすることができる可能性があります。
水産業の振興のためには、つくり育てる漁業の推進が重要であることから、久慈市としてもこのギンザケ養殖事業を支援してまいります。
水揚げの様子
ギンザケを大きさにより選別している様子
ギンザケの重さを量り選別している様子
獲れたてのギンザケ
株式会社ニチモウマリカルチャーの社員と当職
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