滝地区浄水場通水式を執り行いました。

令和３年８月２日（月）に滝地区浄水場通水式を執り行いました。

昭和51年から給水を行ってまいりました滝地区の水道施設ですが、施設の老朽化に加え平成28年台風第10号災害により大きな被害を受けたことから仮設施設での給水を行っておりました。

これについて、台風災害の復旧に加え、山間部に位置し維持管理が困難となっていた水源池等の水道施設整備を行うこととし、平成29年度から水源調査を開始し、令和元年度から設計業務と配水管の整備に着手するなど整備を進め、この度完成したものであります。

滝地区浄水場は総事業費が約２億2,450万円であり、ウイルスを除去できる最新の膜濾過装置を導入したほか、自家発電機も備えるなどし、災害に強く安全安心な水道水を安定供給できる施設となっております。

通水式において当職からは、この事業に対し貴重な用地の提供をいただいた地権者の方と建設にご協力いただいた関係者の皆様に感謝を申し上げるとともに、水道水の安定供給による安全で安心な暮らしが、滝地区の活力に繋がるよう努力してまいる旨の挨拶を申し上げました。

挨拶をする当職

テープカットの様子（左から久慈市水道事業審議会委員長　嵯峨康彦　様、当職、久慈市議会議長　畑中勇吉　様、滝地区行政連絡区長　大下正　様）

報道等に浄水場内部の様子を説明する職員の様子