「広域道の駅整備事業」住民情報交換会を開催しました。

令和３年８月25日（水）高砂公民館において、板橋・田中・宇津目地区、鳥谷地区の住民を対象に「広域道の駅整備事業」住民情報交換会を開催いたしました。

広域道の駅整備事業は、平成27年度から久慈市、洋野町、野田村、普代村の４市町村の首長で構成する久慈広域行政研究会による協議を開始し、平成28年度に整備候補地を久慈北IC周辺に決定し、施設整備と運営・維持管理を一括で担う事業者を令和２年度に決定するなどしながら事業を進めて参りました。

令和３年９月22日（水）には、起工式を執り行い造成工事を始める予定であることから、これまでの経緯と工事に関する計画等を説明するとともに、広域道の駅の近くに住むこととなる皆様からも沢山利用していただけるようにするために、地域住民の方々の広域道の駅整備に対して抱いている思いや期待について情報交換するために、この度の住民情報交換会を開催いたしました。

事業者からは、CGにより作成された広域道の駅の姿を示していただきながら、大型遊具を備えたキッズスペースや会議などに利用できる多目的スペース、パウダーコーナーを設けた女性用トイレなど、広域道の駅の施設の特徴について説明していただいたほか、物販施設のテナントに地元の事業者を入れるほか、駅長には地元の方を採用する予定であることなど、地元地域を大切にしながら運営していく旨の説明をしていただきました。

参加いただいた皆様からは、工事中の道路の迂回路について、地元住民の物販の可能性について、ポストの設置の可能性についてなど、広域道の駅の整備及び運営に関し、住んでいるからこそ気が付く様々な意見を出していただきました。

当職からは、皆様の広域道の駅整備事業に対するご協力に感謝を申し上げるとともに、令和３年中に全線開通予定である三陸沿岸道路を通行する人に利用していただき沢山人が集まる道の駅となるよう、この度の意見交換の内容を参考にしながら令和５年４月開業に向け事業の進捗を図っていく旨を申し上げました。